コラム スウェットについて

コラム スウェットについて
スウェットとは?
スウェットとは、伸縮性、吸水性、防寒性が高い、ゆったりとした生地で作られた衣服のことを言います。
もともと「スウェット」と言う場合は生地の種類のことを指しますが、日本では、このような素材の生地を使った衣服のこと自体を指すことが多く、スウェット生地のことは「スウェット生地」、「スウェット素材」と呼ぶ傾向があります。
衣服のことを指す場合、トップスとボトムスの両方をスウェットと呼びますが、正しくは、「スウェットシャツ」、「スウェットパーカー」、「スウェットパンツ」などと言います。
スウェットは、伸縮性と吸水性が良いことから、ダンスを踊るヒップホップ系ファッションや、スポーツの練習着としてよく着られています。
また、ゆったりとした着心地のため、部屋着やパジャマ代わりとして着られることも多いですよ。

スウェット生地はどんな種類と特徴がある?
スウェット生地の特徴
スウェットとは、もともと生地の名前のことを指します。
スウェット生地とは、表地と裏地が違う編み方になっていて、二重構造になっている生地のことを言います。
表地は天竺織り(平編み、メリヤス編み)の編み方で、裏地はパイル織りの編み方がされているのです。
パイル織りとは、ループ状の糸がいくつも織り込まれている編み方です。

スウェット生地の種類とそのメリット
表地と裏地が二重構造になっていて生地に厚みが出ますので、それだけでも着ると暖かいです。
また、表地の天竺織りが伸縮性を高くしています。
そして、裏地のパイル織りは、体温を保温し、吸水性も高くしています。
そのため、スポーツの練習着やダンスウェアとしてよく採用されるんですね。
スウェット生地の中には、綿とポリエステルを織り交ぜた生地を使用しているものもありますが、ポリエステルが多めの生地は速乾性が高くなります。
また、綿糸の中にポリウレタンを織り交ぜたものもあり、この生地は伸縮性がさらに高くなっています。
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スウェット生地の裏地の種類とは?
スウェット生地は、主に、「裏パイル(裏毛)」と「裏起毛(うらきもう)」2種類の裏地が使用されています。

<裏パイル>
裏パイルとは、パイル織りで織ったループ状の糸が並んでいる裏地です。
ループ状の糸は吸水性が高く、ループの中に空気が含まれているため、体温を保温できます。
さらに、タオルと同じような構造になっているため、肌触りが良いことも特徴的です。

<裏起毛>
裏起毛とは、裏パイルの生地の繊維をブラッシングして毛羽立たせた生地です。
裏パイルを毛羽立たせていることによって、パーカーの裏側により多くの空気を含むようになるため、裏パイルよりも暖かいです。
肌触りはとっても柔らかく、刺激が少ないです。

スウェットの厚さはどれくらい?
Tシャツやパーカー、スウェットの生地の厚さを測るのに、「oz(オンス)」という単位があります。
厳密に言うと、「oz」は厚さを測るものではなく重さを測る単位なのですが、1ozは約28gを表すため、数値が大きくなれば重さが重くなります。
生地の重さが重くなるということは、生地の厚さも厚くなるため、この単位が使用されています。
スウェットが採用されている厚さは、一般的に9~13ozです。
裏パイルの裏地を使っているスウェットは9~10ozくらいの薄めのものが多く、裏起毛を使っているスウェットは11~13ozくらいの厚めのものが多いです。
気温や着る用途によってスウェットの厚さを選ぶと良いです!

スウェットって、どうして着られるようになったの?

スウェットはウールでできた肌着から始まった!
スウェットはもともと、ウールの素材から作られた肌着が起源だと言われています。
ドイツの大学教授が、「動物性の繊維の衣服を肌に直接着ると健康に良い」という論文を発表したことから、ウールの素材で作った肌着が販売されました。
この肌着は、ロンドンの屋外で働く人たちの中でたちまち人気になり、やがて定番化されていったそうです。
その後、ウールの肌着の保温性に着目したスポーツウェアメーカーが、ウールの素材を天竺編み(メリヤス編み)で織ったユニフォームを発売し、フットボールやボートレース競技のユニフォームとしてよく使用されるようになったのです。
その後、1920年に、現在の「ラッセルアスレチック」というスポーツメーカーの創業者の息子が、高校のフットボールチームでウールのスポーツウェアを着ていた際の着心地の悪さを感じ、創業者の父に、「綿でスポーツウェアを作ったらどうか」と提案をしたそうです。
ウールのスポーツウェアは、吸水性が悪いため汗を吸い取ってくれず、肌に刺激があるため、肌が擦り剥けていたそうです。
ラッセルアスレチックの創業者の父は、息子の提案を受けて作ったのが、現在のスウェットだったのです。

スウェットの効果的な洗濯方法は?
スウェットは、生地の厚さが他の衣類よりも厚いため、ちょっとした工夫をして洗濯しないと汚れが落ちにくいですし、乾くのも遅いです。
では、スウェットはどのように洗濯したら効果的に洗濯できるのでしょうか。

まずは洗濯表示を確認!
スウェットは主に綿で作られているため、洗濯機で洗うことができます。
しかし、中には色の濃いものや、生地にポリエステルやポリウレタンが混ざっているものもあるため、一応洗濯表示を確認するようにしましょう。
タグに「手洗い」という表示があった場合は、手洗いもしくは、洗濯機の手洗いコースかドライコースで優しく洗うようにしてくださいね!

色の濃いものは単独洗いをした方が◎!
スウェットは、さまざまな色のものがあります。
白や薄いグレーなどは他の洗濯物と一緒に洗っても良いですが、黒や赤などの濃い色のものはなるべく単独洗いをした方が良いでしょう。
特に新品のスウェットを洗濯するときは必ず単独洗いをしましょう。

汚れが付いている場合は前処理をしておこう!
襟もとや袖がアカで黒くなっている場合や表面に食べこぼしなどの汚れがある場合は、前処理をしておきましょう。
汚れの部分に洗剤を垂らして少しの水で揉み洗いをしましょう。
しつこい汚れの場合は、洗剤を垂らしたら水を含ませず、しばらく置いておくと汚れが落ちやすくなります。
洗剤も、シミ取り洗剤などを使うと良いです。

洗濯機に入れる前に!
洗濯機に入れる前に、スウェットをなるべく長持ちさせるように、洗濯用ネットに入れて洗濯するようにしましょう。
綿は摩擦に弱いので、そのまま洗濯機に入れてしまうとあっという間に毛玉ができてしまいますからね!
特に裏起毛のスウェットは、裏起毛がごわごわにならないように、必ずネットに入れるようにしてくださいね。
また、スウェットの中にもプリント加工やスタッズなどの飾りが付いているものもあります。
このようなスウェットは、表地が傷まないように必ず裏返しにしてから洗濯機に入れましょう。

どのように干すと早く乾く?
スウェットは生地の厚さが厚いため、他の衣類よりも乾きが遅いです。
しかし、だからといって乾燥機を使うことは避けましょう。
スウェットは主に綿を使用しているため、縮みやすいからです。
自然乾燥が一番です。
ハンガーをもう1本用意して、袖の部分をかけて干すなどの工夫をすれば、普通に干すよりも乾きが早くなりますよ。
また、ハンガーに吊るす際も、裏返しに干すと良いでしょう。

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(デザイン制作料は、制作に掛かったお時間や内容によって変わります。)

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