運動会で着るクラスオリジナルTシャツは汗を吸水するタイプの生地を選ぼう！

2018.12.18

小学校では、運動会などの学校行事を行う際に、クラスオリジナルTシャツを作ることがありますよね。クラスのメンバー全員が同じクラスオリジナルTシャツを着ることで、仲間意識が強くなりますし、勝利へ向けてがんばろうという思いを共有することにもつながります。思い出を形にして残しておけることも大きなメリットといえるのではないでしょうか。

クラスオリジナルTシャツを作るにあたって色やデザインなど、オリジナルTシャツの見た目に意識が向きがちですが、生地選びも非常に重要です。運動会は普段とは違い大量の汗をかく行事のため、しっかりと汗を吸収してくれる素材を選ぶべきです。

そこで今回は、運動会で着るクラスオリジナルTシャツを作る際に、おすすめしたいオリジナルTシャツ生地の素材についてご紹介します。

吸水性が低い素材は汗でオリジナルTシャツが肌にまとわりつく

ナイロンやポリエステルなどを代表とする合成繊維は、基本的に吸水性が低いです。

例えば、使い捨てのレインコートをイメージするとわかりやすいでしょう。レインコートに使われるポリエステルは吸水性が低いため、降り注ぐ雨から体を守ることに抜群の効果を発揮します。しかし、コートの中に雨が入り込むと肌にコート生地がまとわりついてしまうという問題があります。

運動会で着用するオリジナルTシャツの素材も、吸水性が低い素材を選ぶと、運動して汗をかくことで、オリジナルTシャツが肌にベタベタとまとわりついてしまいます。このような不快感があると競技に集中できなくなりますし、動きにくくもなります。

そのため、運動会で着るクラスオリジナルTシャツは、吸水性が低い素材は避けるべきです。

おすすめはドライ素材

吸水性が優れている素材として、代表的な素材が綿です。綿には吸水性が高く、肌触りが良いといった特徴があります。

しかし、吸水性が高い素材であったとしても、吸水できる水分量には限界があります。運動量が多い状況では、汗の量が多すぎて吸収しきれず、肌にベトベトとまとわりついてしまうのです。よって、運動会で着るクラスオリジナルTシャツに、綿100％の素材はおすすめできません。

そこでおすすめしたい素材が、綿とポリエステルを織り交ぜたドライ素材です。

ドライ素材は、綿の特徴である吸水性とポリエステルの特徴である速乾性を兼ね備えています。オリジナルTシャツが汗を素早く吸水し、外に逃がしてくれるため、着心地は快適です。気化熱により、汗とともに体の熱も逃がすので、涼しさも感じられます。

また耐久性にも優れているため、激しい運動をしても破損しにくいといったメリットもあります。

運動会で着るクラスオリジナルTシャツには吸水＆速乾タイプを

オリジナルのクラスオリジナルTシャツを作る場合、いくつもの素材の中から自分たちに合ったものを選ばなくてはいけません。

オリジナルTシャツは使う用途により、最適な素材が異なります。着心地だけを優先する場合は、やわらかな感触が魅力的な綿を選びたくなるかもしれません。

しかし運動会のように、体を動かしてたくさんの汗を流すことが前提の場合は、吸水性と速乾性を兼ね備えたドライ素材がおすすめです。

おわりに

今回は、運動会で着るクラスオリジナルTシャツを作る際に、おすすめしたいオリジナルTシャツ生地の素材についてご紹介しました。

運動会で着るクラスオリジナルTシャツは、吸水性が高い素材がおすすめです。一般的に綿は吸水性が高い素材といわれていますが、運動会のように汗を大量にかく場面では、吸水できる量に限界があります。

そのため運動会では、綿とポリエステル両方のメリットを備えたドライ素材がおすすめです。ドライ素材は、吸水性と速乾性を兼ね備えています。涼しさを感じられ、耐久力も優れているため、激しく体を動かす運動会に適した素材といえるでしょう。

カテゴリー: クラスオリジナルTシャツ

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