オリジナルTシャツに刺繍でワンポイント！デザインとコツをご紹介

2018.11.24

学校の行事や地域のイベントで、みんなで作ったおそろいのオリジナルTシャツ。でもなんとなく物足りない……。そんなときは、ワンポイント刺繍を入れることをおすすめします。刺繍を入れることで、個性をプラスすることができるでしょう。

今回は、オリジナルTシャツに入れる刺繍のデザイン例やコツについてご紹介します。

刺繍に必要な道具とは？

刺繍の道具は手芸店の刺繍コーナーはもちろん、100円ショップでも手に入れることができます。

では、どんなアイテムが必要になるのか、詳しく見ていきましょう。

刺繍糸

オリジナルTシャツに入れたい刺繍デザインをふまえて、必要な色の刺繍糸を準備します。

刺繍糸にはさまざまな種類や太さのものがあり、太さは番号で把握することが可能です。

太さを表す番号は、小さいほど太く、大きくなるほど細くなることが特徴で、刺繍初心者の方は「25番」の糸が使いやすいといわれています。

刺繍針

オリジナルTシャツへ刺繍する場合、7号の針がおすすめですが、デザインによって使う糸の種類や太さを変える必要があります。そのため、太さや針穴の大きさが異なる数種類の針がセットになった、フランス刺繍針を購入しておくことをおすすめします。

刺繍枠

刺繍枠とは、布を張って刺繍作業をしやすくする道具です。円形のものが一般的で、サイズも幅広くありますが、オリジナルTシャツへ刺繍する場合は、直径10 ～12cmの枠が使いやすいでしょう。

チャコペン・転写シート

生地に直接デザイン案を書き入れて作業する場合はチャコペンがおすすめです。

直接オリジナルTシャツに書くのは不安という方は、まずは紙にデザインを書いて、転写シートを使用して書き写すという方法があります。

接着芯

刺繍の縫いズレを防止するために、生地の厚さを補強してくれる接着芯がおすすめです。接着芯にはアイロンで貼るタイプやシールで貼るタイプなどがあり、いずれも刺繍する生地の裏側に貼って使用します。

刺繍デザイン例

刺繍に慣れるまでは、「シンプルなデザイン」「小さいサイズ」「基本ステッチだけでできるもの」をベースにデザインを考えることをおすすめします。

では、初心者の方でもオリジナルTシャツに刺繍しやすいデザイン例を見ていきましょう。

花

花にはさまざまな種類があり、複雑な形状ではないため、初心者の方でも刺繍しやすいでしょう。3色異なる糸を使用して、チューリップを3輪横に並べたり、5色くらい使用して小花をいくつかちりばめたりすると、かわいらしいデザインに仕上げることができます。

動物

お気に入りの動物をワンポイントで入れることもおすすめです。動物は輪郭だけで表現できるため、絵が得意ではないという方に向いています。

例としては、猫や犬、うさぎ、くまなどが挙げられますが、チョウチョやてんとう虫、トンボなどの形に特徴がある生き物も、ワンポイント刺繍にピッタリです。

イニシャルやメッセージ

自分の名前のイニシャルを入れれば、オリジナル度がグッと高まります。アルファベットをイラスト的にしたものや、ロゴ風にデザインしたものなどを入れるとスタイリッシュに仕上げることができるでしょう。

また、「HAPPY」や「I LOVE ME」など、好きな言葉や面白い一言メッセージなどを入れるのもおすすめです。

刺繍のコツ

刺繍にはさまざまな縫い方（ステッチ）があります。初心者の方はまず、「ランニングステッチ」または「バックステッチ」という基本ステッチで始めてみましょう。

ランニングステッチとは「並縫い」のことで、点線状に仕上がる縫い方です。

また、バックステッチは最初に刺した穴から一度後ろに戻り、再び前に針を出して進める縫い方で、ランニングステッチの点線の空白部分が埋まっている状態の仕上がりとなります。輪郭線を作るときにこの方法で縫うと、見た目がきれいに仕上がります。

刺繍の場合、縫う強さは「強すぎず弱すぎず」が基本です。糸を強く引っ張りながら縫ってしまうと、生地がよれてしまうことがあるため注意しながら進めましょう。

糸の端は玉結びにしても構いませんが、着心地を重視するのなら結びを作らない方が良いでしょう。刺繍し終えたら生地の裏側で糸の端を長めに残し、刺繍した縫い目の中に針でくぐらせてカットするだけで、もほつれる心配はほぼありません。

おわりに

今回は、刺繍入りオリジナルTシャツのデザイン例やコツについてご紹介しました。

ワンポイント刺繍であれば、基本の道具をそろえて、コツさえつかめば、刺繍初心者の方でも手軽に始めることができます。

縫い物自体が得意でない方や、刺繍をする時間的余裕がないという方は、オリジナルTシャツ制作の専門業者に刺繍付きでオーダーすることも可能です。オーダーする場合は刺繍する内容や位置などのほか、オリジナルTシャツの素材や色について相談することをおすすめします。

手縫いでもオーダーでも、刺繍を入れて特別なオリジナルTシャツを作ってみましょう。

カテゴリー: オリジナルTシャツ

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