パーカーを作りたい方必見！おすすめの生地や厚さはどれがベスト？

2018.12.04

サークルや部活の仲間たちとイベントなどで服装を合わせる必要があるとき、自分たちだけのオリジナルデザインの服を作ろうという意見が出るかもしれません。

特に、夏場はオリジナルTシャツ、秋冬は保温性に優れたオリジナルパーカーを作ることが多いでしょう。

しかし、これまでにオリジナルデザインの服を作ったことがなければ、何から手をつけるべきか分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、パーカーにはどのような種類があるのか、生地や厚みはどのようなものを選べばいいのか、オリジナルパーカーを作るときに知っておきたいポイントをご紹介します。

どれを作る？まずはパーカーの種類を選ぼう

パーカーには前面にチャックが取り付けられているジップパーカーと、チャックがないプルオーバータイプの2種類があります。

ここではそれぞれのメリットについてご紹介します。

ジップパーカー

パーカーと聞いて、多くの方が連想するのはジップパーカーではないでしょうか。全面にチャックがあるため、開いて脱ぎ着することができます。頭からかぶる必要がないため、着用するときに髪のセットが乱れずに済むでしょう。

その他、暑いときはチャックを開いておけば体温調節ができるというメリットもあります。

プルオーバーパーカー

プルオーバーパーカーはジップパーカーと異なり、チャックがついていないので、Tシャツをかぶるようにして着用します。

着用にやや手間がかかるプルオーバーパーカーですが、オリジナルデザインパーカーを制作する場合は、前面に大きくプリントできるというメリットがあるでしょう。

パーカーの生地や厚さはどのようなものがある？

パーカーの種類を選んだら、今度は生地や厚さを選びます。パーカーに使われやすい生地は大きく分けて以下の4つです。この中から用途を考慮して選んでいきます。

スポーツウェアによく使われる「スウェット」

スウェット生地は表地と裏地の2重構造になっているのが特徴です。そのため生地は厚めになることが多い傾向にありますが、最近はスウェットでもやや薄めの生地も販売されています。

表地はメリヤスと呼ばれる伸縮性のある生地で、裏地には吸水性の優れた裏毛、もしくは暖かく柔らかい肌触りが特徴的な裏起毛が使われています。この性質からスポーツウェアに使われることも多い生地です。

Tシャツやタオルと相性が良い「コットン」

コットンは綿花から採取される天然の繊維からなる生地です。

吸水性が高く肌触りも良いため、タオルやTシャツ、肌着によく使われています。ただし吸水性が高い一方で、乾燥すると縮みやすいというデメリットもあります。

虫に食われにくい「ナイロン」

ナイロン生地は石油から精製される合成繊維であるナイロン樹脂を使った生地です。

天然繊維と比べ虫に食われることが少ないため、長期にわたって収納する場合に適しています。

冬は暖かい「ニット」

ニットはセーターに代表される「編みもの」という意味を持つ生地です。伸縮性があり繊維の中に空気を多く含んでいるのが特徴で、寒い冬にぴったりな生地といえます。

オリジナルパーカーを作る場合、用途にもよりますが、「動き回ることが多く伸縮性がある」「寒さを防ぐことができる」「オリジナルプリントをしやすい」という点で、スウェットかナイロンが選ばれやすいといえるでしょう。

生地の厚みはどう選ぶ？

オリジナルパーカーを作るにあたり、次に選びたいのが生地の厚みです。生地の厚みは

「oz（オンス）」という単位で決めることができます。

一般的に、パーカーには9オンスくらいの厚みの生地が使われることが多いのですが、季節や用途によって厚みを決めていくと良いでしょう。

おわりに

オリジナルパーカーを作るために大事なことはデザインだけではありません。一口にパーカーといってもその種類や生地はさまざまです。

オリジナルパーカーにプリントしてみたいデザインの大きさや、使用する季節などに合わせて生地や厚さを選ぶことにより、さらにオリジナリティーあふれるパーカーに近づきます。

まずはパーカーについての基本的な知識を身につけ、自分たちの用途に合ったパーカーを作りましょう。

カテゴリー: オリジナルパーカー・スウェット

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